土壇場の合格で週刊誌に復讐したかった?
ニューヨーク州の司法試験は運転免許の筆記試験レベル⁉
そう女性セブン(10月10日・17日号)で語っているのは、元国連職員で著述家の谷本真由美氏である。
「ニューヨーク州の司法試験は日本のそれと比較するとはるかに簡単です。例えるなら、運転免許の筆記試験くらいの難易度でしょうか。英語が得意でない留学生も、成績がふるわない学生も、だいたいの人は2回目までに合格している印象があります」
したがって、3回目でやっと受かった人となると、アメリカ人でも大手法律事務所への就職は難しいというのだ。
こんなやさしい試験を2度も落ちたのは、小室圭さんがわざと落ちて週刊誌が騒ぐのを見ながら、土壇場で合格して見せて、週刊誌や世間に復讐したかったからではなかったのか。そんな“悪意”まで感じられるのは、私の思い過ごしだろうか。
ちなみに10月24日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、ニューヨーク州の試験問題も紹介していた。
発表前の号には「不合格」想定の特集がずらり
「1日目の午前は、2つの問題について資料を読み込み必要な文書作成する問題。『コカイン販売、マリファナ所持、銃器所持の3つの罪で起訴された女性が、それぞれ切り離して裁判するために説得力のある弁護書類を準備せよ』といった問題が出される。(中略)
1日目午後は6つの問題についての論文作成で『ピザ屋の開店準備を頼まれた姉が、依頼と異なった椅子や自転車を購入した場合、代金を支払う義務があるか』といったもの。知識に基づいて法律を適用、適切な結論を見いだすことができるか問われている」(J-CAST テレビウォッチ、10月24日12時06分)
これが運転免許試験と同レベルだとはとても思えない。
こうしたトンデモ発言が出てくる背景には、週刊誌側の“敗北感”と“悔しさ”があると思う。
10月21日夕方、NHKが「小室圭さん 米NY州の司法試験に合格」と報じた。私も驚きをもって聞き入ったが、一番このニュースに“驚天動地”“呆然自失”したのは週刊誌編集部だったはずである。
なぜなら、合格発表前の週に発売された週刊誌のほとんどが、「不合格」を想定して特集を組んでいたからだ。
「小室圭さん不合格でも安泰の“証拠写真”そして佳子さまが動いた」(週刊文春・同)
「小室圭さん『3度目の試験落ちてもクビにならない』高笑いのドヤ顔写真発見!」(女性自身11月1日号)