文春は祝意を表すものの、合否は関係ないとの見方

これでスタートラインに着いたので、この合格なんかで、あんたのこれからの人生がバラ色になる保証があるわけではないのだ、考え違いするなという親心のようにも思える。だが、何としてでも、この合格の価値をおとしめたいという“意図”を感じるのは私だけだろうか。

週刊文春(同)は、一応、合格したことに祝意を表してはいるが、元々、今の事務所は司法試験に合格しようがしなかろうが、小室さんを雇い続けることになっていたのだから、合否などどちらでもよかったのだと書いている。

「NYの法律事務所では、試験に受かることを前提としてロースクール卒業生を雇用しているため、二度も不合格になれば解雇されるのが通例。なのに圭さんは解雇されなかった。これは弁護士になることが前提で雇われたのではなく、『ロークラークのままでも良い』とされていたためのようです」(宮内庁関係者)

そのことは、以下のことからも窺えるというのである。

「実際、合格発表前の十月十日までにLS(圭さんの勤めている法律事務所=筆者注)のHPに圭さんの新たな顔写真が掲載された。合否にかかわらず雇用を続けるというLSの意思表示のようにも見える」(週刊文春)

机の上にはガベルと天秤も置かれている
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これからは順風満帆なバラ色人生…では面白くない

なぜなら、「LSは元皇族の夫である圭さんに“広告塔”としての役割を期待しているのでしょう。だから試験の合否は問題にならなかったのでは」(NY在住の弁護士)。何としてでも、今回の快挙を矮小化し、取るに足らないことだと軽くあしらいたいという“底意”が見え見えではないか。

それほど「合格ショック」が大きかったのであろう。何としても小室圭さんの司法試験合格を、寿ことほぎたくないようだ。

彼の合格がツイッターのトレンドで一時は世界第2位になったという報道もあったぐらいだから、合否は世界的な関心事だったようだ。

そのうち、小室圭さんは皇室や領事館のルートを使って、事前に試験問題を知ることができていたというようなフェイク情報が流れるかもしれない。

司法試験合格、年棒は3000万円ともいわれるようだ。10月23日は眞子さんの31歳の誕生日、26日には結婚記念日と慶事が重なり、これからは順風満帆の人生を歩めるように思うが、それでは週刊誌は面白くないし、第一読者が読んでくれないと考える。

そこで、2人がこれから乗り越えなくてはいけない障害を、いくつもひねり出している。