A氏は週刊文春の取材には無言を貫いたというが、周囲にはこう話しているという。
「今はこれ以上事を荒立てようという気はない。でも、今後また向こうが私に攻撃を加えるようなことがあれば、何らかのアクションを取るかもしれない」
単なる金銭をめぐる「痴話げんか」ではないようだ。金銭的に追い詰められた佳代さんが、何らかの非常手段をとる覚悟を決めたのだろうか。
眞子さん、圭さん結婚前には“不穏な情報”も
追い詰められたといえば、佳代さんは、ニューヨークにいる息子の妻である眞子さんからも追い詰められていると、女性自身(9/27日号)が報じている。
同誌によれば、これまで「実母の紀子さまよりも佳代さんを慕っている」と報じられてきたが、実はそうではなく、現在の嫁姑関係は完全に冷え切っているというのだ。
元々、小室圭さんは母親も呼んで一緒に暮らすことを考えていたようだが、眞子さんのほうが猛烈に反対したというのである。
結局、小室さんの司法試験不合格によって、佳代さんの渡米は頓挫してしまったが、なぜ、眞子さんが姑と暮らすことを嫌がっているのだろう。
女性自身で秋篠宮家に近い人物はこう語っている。
「秋篠宮家を小室圭さんと佳代さんが訪問し、“両家会談”が行われたのは、’18年6月のことでした。明らかになった金銭トラブルについて対応策を話し合うためでしたが、実はこれ以降は、佳代さんと眞子さんが直接対面したという情報はありません」
この人物は2020年12月ごろに“不穏な情報”を耳にしたという。
「佳代さんとしては、アメリカ留学中の息子のために、自分が何か行動しなければと考えたのでしょうか。宮内庁を通じて秋篠宮家に強く働きかけたと聞いています。
内容は“婚約内定会見までしたのだから、結婚を認めてほしい。もしそれができないのであれば、それなりの対応をしてほしい”というものだったそうです。破談にするのであれば補償を、ともとれますが、佳代さんのそうした言動に眞子さんも困惑したそうです」
「佳代さんの米国移住に拒絶反応」は本当か?
また宮内庁関係者も、「そのころ、私も佳代さんが、秋篠宮家に金銭的な協力を依頼したという話は聞いていました」と語っている。
さらに、佳代さんが21年6月、『週刊文春WOMAN 2021夏号』の取材に答えてしまったことも、眞子さんの不信感を買ったという。
「結婚後も、眞子さんは佳代さんに会おうとしないまま、渡米してしまいました」(秋篠宮家に近い人物)
会わなかっただけではなく、「この1年半ほどは眞子さんから佳代さんへ連絡することもなくなっている」(女性自身)という。
「取り残された佳代さんは小室さんに、さかんに日本での生活についての不安を訴えているそうですが、眞子さんは佳代さんの米国移住には、拒絶反応を強めていると聞いています」(NY在住ジャーナリスト)
私は、この見方に多少の違和感を覚える。これまで多くの週刊誌で、眞子さんと佳代さんの仲は、実母の紀子さんよりいいと報じられてきた。
何事か起きそうな不穏な空気をはらんでいるよう
もちろん、嫁姑の関係は微妙である。ちょっとした言葉の綾で仲違いすることはよくある。だが、1年半近くの間、眞子さんが佳代さんと連絡を取っていないというのは、にわかには信じがたい。この裏付けを、女性自身はどのようにして取ったのだろう。
もし、この話が事実だとすれば、小室眞子さんは、10月末の夫の司法試験の合否を待ちながら、実母とも義母とも話ができず、孤独感を深めているのだろう。
一方、実母の秋篠宮紀子さんも、56歳の誕生日に記者団の質問に答えて、約6000字にも及ぶ「ご回答」を出した。その中で、長女と会えない日々をこう綴っている。
「今は直接会うことが叶いませんが、庭の花の世話をしながら、木香薔薇のアーチを作り、いつか娘と一緒にゆっくり庭を歩くことができましたら、と思っております」
週刊新潮(9/22日号)によれば、木香薔薇とは内親王時代の眞子さんの「お印(皇族や華族の人々などが、記名の代わりとして、身の回りの品につける印章のこと)」だそうだ。
花言葉は「幼いころの幸せな時間」。眞子さんの子供の頃、母親・紀子さんと仲良く庭を歩いた、あの幸せな日々はもう帰らない。
母親・紀子さんの悲痛な叫びのように聞こえてならない。
秋篠宮家、小室圭・眞子さん夫婦、小室佳代さんが迎える秋は、一抹の寂しさと、何事か起きそうな不穏な空気をはらんでいるように思える。
女性自身の「佳子さまと歯科医の交際」報道について
最後に、私が8月18日のプレジデントオンラインで紹介した「秋篠宮佳子さんの婚約」報道について触れておきたい。
女性自身(8/23・30日号)は、「七夕前夜お忍び実家訪問目撃撮 佳子さま(27)本命恋人は両親公認エリート歯科医」というスクープを報じた。
私はプレジデントオンライン(08/18 15:00)で、「秋篠宮佳子(27)さんがエリート歯科医と婚約? 事実だとすればビッグニュースだが」と疑問符を付けて、この記事を紹介した。
七夕の前日、佳子さんが東京の北西部にある閑静な住宅地にあるデンタルクリニックを訪れ、2時間半も滞在していたというのである。このクリニックの院長も、彼の息子たちも学習院を出ていて、院長の妻は紀子さんと親しい仲だという。