「国民にご納得していただけるまで説明していく」
——8月10日に世界平和統一家庭連合が二度目の記者会見を催して、一部のメディア報道をヘイトスピーチだと批判して、信徒が脅迫などを受けていると訴えました。改造内閣でも、教団と関係のある人は閣僚から外されました。マスコミの中にも、「政治と旧統一教会との関係を完全に断ち切れ」という主張が多く聞かれています。このような“逆風”の中で、国際勝共連合の活動は今後どのようなものになっていきますか?
【梶栗】基本的には、この国を良くしたいという思いで運動をしていますので、国民の皆さんたちにも理解をしていただきたいという気持ちはあります。ですから、反社会的であるかのようなレッテルを貼られて、バッシングに晒されている今の状況は非常に残念です。
私たちの考えにご賛同をしていただいた政治家の皆さんが胸を張って政治活動ができるように、この国を守るためには必要な運動だと引き続きご説明してまいります。もし国民の皆さんが十分に納得できないというのなら、ご納得いただけるまで応対をしていかなければいけない、とも思っています。
繰り返しになりますが、政治団体である国際勝共連合、世界平和連合、UPFという国連NGOは、創設者が教団と同じなだけで、教団の布教活動とはまったく関係のない独立した組織です。「教団の関連団体」として括られるのには違和感があります。
政治活動に関しても民主主義に基づいて、民意を政界に届けるということをしているのであって、何もやましいことはしていません。それをぜひご理解いただけたらと思っています。
教団も今、一部マスコミから反社会的な団体のように報じられており、それに関しては教団側も真摯に対応していくことでしょう。私たちも布教活動と同一視され、政治家との関係で教団の活動を後押ししているかのような誤解を受けていますので、そこは違うということはしっかりと説明させていただきたい。
私たちの団体が何をやっているのか、そしてその価値が少しでもご理解いただけるように、引き続き努力をしていきたいと思います。