今回、匿名の座談会を開催し、介護士に本音を語ってもらった。高齢者の生活を支える介護士は、一体どんな思いで仕事をしているのか。介護施設で嫌われ者となってしまう利用者は、どんな人なのか。7月22日(金)発売の「プレジデント」(2022年8月12日号)の特集「介護とお金の大問題」より、記事の一部をお届けします――
介護
写真=iStock.com/kazuma seki
※写真はイメージです
Aさん:介護施設に3年勤務したのち、在宅訪問のケアマネジャーに転身。力持ち。激辛料理が好き。
Bさん:病院勤務、勤務歴20年のベテラン介護士。膝の痛みが気になっている。趣味は家庭菜園。
Cさん:デイサービス勤務の新人介護士。おっとりした性格だが、怒るとこわい。パリが好き。

嫌われる利用者と家族とは

【Aさん】「底辺の仕事ランキング」なんて記事が、この間ネットで炎上していましたね。

【Cさん】介護士がランクインしていて、微妙な気持ちになりました。

【Bさん】ひどい話だよね。社会に絶対に必要な仕事なのに、底辺とは!

【Cさん】でも確かに、大変な仕事のわりに給料が安いなって思う。

【Aさん】国には介護士の給料増やしてほしいよ! これから高齢者は増えるし、日本に一番必要な力だろうって!

「プレジデント」(2022年8月12日号)の特集「介護とお金の大問題」は、完全保存版「介護代見直し&認知症の金銭トラブル対策」ガイドです▼複雑すぎて誰も作らなかった介護特集を編集部が総力となって図解で整理しました▼日本一わかりやすい「介護のお金」完全図解ガイド▼間違いだらけの老人ホーム選び▼老親介護で自滅する人の4大法則▼届け出だけでもらえる介護マネー25選▼在宅医療の名医が解説する最新「認知症」のトリセツ▼その他、読まないと損する介護・認知症情報を多数収録しました。