今回、匿名の座談会を開催し、介護士に本音を語ってもらった。高齢者の生活を支える介護士は、一体どんな思いで仕事をしているのか。介護施設で嫌われ者となってしまう利用者は、どんな人なのか。7月22日(金)発売の「プレジデント」(2022年8月12日号)の特集「介護とお金の大問題」より、記事の一部をお届けします――。
Aさん:介護施設に3年勤務したのち、在宅訪問のケアマネジャーに転身。力持ち。激辛料理が好き。
Bさん:病院勤務、勤務歴20年のベテラン介護士。膝の痛みが気になっている。趣味は家庭菜園。
Cさん:デイサービス勤務の新人介護士。おっとりした性格だが、怒るとこわい。パリが好き。
Bさん:病院勤務、勤務歴20年のベテラン介護士。膝の痛みが気になっている。趣味は家庭菜園。
Cさん:デイサービス勤務の新人介護士。おっとりした性格だが、怒るとこわい。パリが好き。
嫌われる利用者と家族とは
【Aさん】「底辺の仕事ランキング」なんて記事が、この間ネットで炎上していましたね。
【Cさん】介護士がランクインしていて、微妙な気持ちになりました。
【Bさん】ひどい話だよね。社会に絶対に必要な仕事なのに、底辺とは!
【Cさん】でも確かに、大変な仕事のわりに給料が安いなって思う。
【Aさん】国には介護士の給料増やしてほしいよ! これから高齢者は増えるし、日本に一番必要な力だろうって!