タンパク源になる食べ物が多く揃っている

三つの栄養素を意識できるようになったら、タンパク質の量にも注目してみましょう。タンパク質の量は12歳の子供なら1食あたりの目安は30gほど。おにぎりに入るサケやタラコなどの具材はタンパク質ではあるものの、量でいうと十分ではありません。

これをチェックできるのが、パッケージに貼られた成分表示。いちいちチェックする必要はありませんが、「タンパク質をどのくらい含んでいるのかな?」と思ったときの参考にするといいでしょう。

カルボナーラのパスタ
※写真はイメージです(写真=iStock.com/murmurbear)

同じくタンパク質量でいうと、パスタは具のないペペロンチーノより卵やベーコンを使ったカルボナーラがおすすめです。もしペペロンチーノを食べたいなら、なにかしらタンパク質を含むものを添える。そういう意識を子供のうちに身に付けておくのがベストです。

コンビニにはタンパク源になる食べ物が意外に多く揃っています。焼き鳥などの総菜のほか、最近は真空パックされた焼き魚などの商品も充実しています。

ほかにも、ゆで卵、サラダチキン、チーズ、豆腐、納豆などがあり、おつまみ用に売っている枝豆なら、タンパク質とビタミンの両方が取れて一石二鳥です。

さらに、ツナ缶やサバ缶もタンパク源としては優秀。食欲があまりないときは、牛乳や豆乳ドリンクを飲むのもいいでしょう。