「介入主義と孤立主義」アメリカはどう変わるのか

(1)『外交』 ハロルド・ニコルソン・著 東京大学出版会
…外交政策については透明性を保って議論すべきだが、交渉部分は外に出すべきではない。近代国際社会における外交論。
(2)『危機の二十年』 E・H・カー・著 岩波文庫
…第一次大戦と第二次大戦の20年間の外交と国際関係について、理想主義を排して現実主義的な立場から書かれている。
(3)『三酔人経綸問答』 中江兆民・著 ワイド版岩波文庫
…南海先生のもとを訪れた洋学紳士、豪傑君が酩酊しながら大いに天下の趨勢を論じている。兆民第一の傑作である。国際情勢の入門書。
(4)『外交』全2巻 ヘンリー・A・キッシンジャー・著 日本経済新聞社
…職業外交官からNPO職員まで、外交に関わるすべての人の必読書。為政者たちの思想を通して近現代外交を描く。
(5)『外交談判法』 カリエール・著 岩波文庫
…どのような状況下でも、交渉家は自国のために不断の努力を続けなくてはならない。交渉家のあるべき姿が書かれている。
(6)『古典外交の成熟と崩壊』 高坂正堯・著 中央公論社
…ナポレオン戦争の後のウイーン会議において展開されたバランスパワーの外交、古典的なヨーロッパ外交を鮮やかに描く。
(7)『アメリカ外交50年』 ジョージ・F.ケナン・著 岩波現代文庫
…アメリカ外交の基本には、孤立主義と介入主義という2つの矛盾する主義がある。アメリカ外交を徹底検証した名著。
(8)『戦史』全3巻 トゥーキュディデース・著 岩波文庫
…圧倒的な軍事力を誇るアテネにスパルタが外交力で挑む。現代につながる外交におけるリアリズムの原点を描く古典的名著。
(9)〈新訳〉『君主論』 マキアヴェリ・著 中公文庫
…騙される前に騙す。「非道な思想家」とも呼ばれるマキアヴェリが、外交におけるリアリズムの極限を描くことにより、その本質に迫る。
(10)『リヴァイアサン』全4巻 ホッブズ・著 岩波文庫
…「無政府状態」はそこで暮らす万人にとって危険だが、「世界連邦政府」も同様に危険ではないか。権力という「怪獣」の姿を描く。
(11)『永遠平和のために』 カント・著 岩波文庫
…世界の恒久的平和はいかにしてもたらされるべきか。理想主義的な立場から、全人類が平和のために果たすべき義務を説く。
(12)『共産党宣言』 マルクス、エンゲルス・著 岩波文庫
…「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である」。あらゆるプロレタリア運動の指針となった歴史的文書である。
(13)『第二次世界大戦』全4巻 チャーチル・著 河出文庫
…チャーチル自身の言葉で第二次世界大戦の人間模様をダイナミックに描く。ノーベル文学賞を受賞した格調高い歴史絵巻。
(14)『陸奥宗光』全2巻 岡崎久彦・著 PHP文庫
…発展途上国である日本が、日清戦争前後の帝国主義の世界を生き抜く道はあるのか。外相・陸奥宗光の決断を描いている。
(15)『国際紛争(原書第6版)』 ジョセフ・S・ナイ・ジュニア・著 有斐閣
…世界に冠たる日本のアニメ(ソフトパワー)は、アメリカの軍事力(ハードパワー)に匹敵する。