なぜ、ヤオコーのパートさんは生き生きと働いているのか。なぜ、被災しても一番乗りで開店できたのか。同社が成長を続ける理由も、そこに隠されていた。
自由度の高い職場ほど、生産性が高い
全米ベストセラーになった『選択の科学』(文藝春秋、2010年)の中で、米国の老人ホームでの実験結果が紹介されている。著者は、盲目のインド人女性心理学者、シーナ・アイエンガー教授である。
1976年、米国コネチカット州にある高齢者介護施設を2人の心理学者が訪れて、ある心理実験を行った。彼女たちは、2階建ての介護施設で暮らしている老人たちを各階ごとに集め、看護師に別々の説明をしてもらった。ある階の集まりでは、入居者一人ひとりに鉢植えを配り、鉢植えの世話は看護師がしてくれると伝えた。別の階の入居者には、入居者に好きな鉢植えを選んでもらい、その世話は自分がするようにと伝えられた。
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