農産品・食料品もグローバル化が進んでいる。世界最大の輸出国は米国、2番目はオランダだ。

オランダの国土は日本の九州とほぼ同じで、農地面積は日本の4割ほどしかない。それでも農業立国として成功した。EU内は無関税で輸出入できるから、安い農産物は他国がいくらでも作る。競争に負ける危機感から、高付加価値の製品に絞ったのが勝因だ。