2021年下半期(7月~12月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった記事ベスト5をお届けします。社会部門の第1位は――。(初公開日:2021年9月7日)
秋篠宮家の眞子さまが小室圭さんと臨んだ婚約会見から4年が経過した。読売新聞などは、年内に結婚し、米ニューヨークで新生活を始められる見通しだと報じている。ジャーナリストの藤澤志穂子さんは「学習院OGで、ニューヨークに留学した経験を持つ立場からすると、2人の結婚、新生活には『一時金』よりも重大な問題がある」という――。
新年一般参賀/手を振られる秋篠宮ご一家
写真=時事通信フォト
新年一般参賀で手を振られる秋篠宮ご一家=2020年1月2日、皇居・宮殿・長和殿のベランダ

“ご結婚”にみる「甘え」の構図

私の「違和感」は、眞子さまと小室さんが、最初に婚約会見を開いた時からありました。

4年前の小室さんの職業だった「パラリーガル」は、法律事務所の弁護士見習いの事務職員で、年収はそう高くありません。その20代男性が、大学同窓の女性と結婚するなら、普通は共働きを考えるでしょう。