皇族の歴史上初のジャンヌ・ダルクかもしれない

眞子さんは黙って自分の意思を貫く女性であった。佳子さんは、発言もし、実行力も伴った、皇族の歴史の中で初めて出てきたジャンヌ・ダルクかもしれない。

しかし、佳子さんに残された時間は少ない。女性皇族が結婚しても皇室に残るという案が国会で了承されないうちに、彼女をここから連れ出してくれる結婚相手を見つけなくてはいけない。

「普通の男性は皇族相手だと腰が引けてしまいます。小室さんのような鋼のメンタルの持ち主でなければ難しそうです」(辛酸なめ子=週刊新潮1月27日号)という見方もあるが、私はそうではないと考える。

佳子さんのように自分の意見を明確に持つ素敵な女性を結婚相手にしたいと思う男性は、少なからずいるはずである。そんなナイトが現れて、“囚われのプリンセス”を連れ出し、2人だけで暮らす日が近いうちに必ず来る。

“進学先報道”に宮内庁が異例のクレーム

さて、次世代で唯一の“皇位継承者”である悠仁さんも、この春は大きな変化のときである。

近々、悠仁さんの進学する高校が発表される。週刊文春はかなり前から、筑波大学附属高校に決まったと報じていた。

だがこうした報道に宮内庁が異例とも思えるクレームをつけたのだ。1月24日に文書で、「一般論として、受験期を迎えている未成年者の進学のことを憶測に基づいて毎週のように報道するのは、メディアの姿勢としていかがなものか」と発表したのである。

週刊文春や週刊新潮をはじめ、さまざまな週刊誌はこう報道している。悠仁さんが通っているお茶の水女子大附属中学と筑波附属高校は2017年に「提携校進学制度」を結んでいるが、それは期間限定の制度で、悠仁さんを入学させるために特別につくられたのではないかというものだ。そうした報じられ方が気に障ったのだろうか。

女性セブンはこれには前段があると見ている。1月21日に秋篠宮の側近である加地隆治皇嗣職大夫の定例会見で、記者が進学報道について見解を求めたという。

だが大夫は、回答を避けて質問を持ち帰ったそうだ。持ち帰った先は秋篠宮夫妻のところで、「ご夫妻のご意向が反映されている文書と考えるべきでしょう」(宮内庁関係者)

さらに28日の定例会見では、佳子さんの結婚にまつわる報道にも、皇嗣職大夫が「遺憾である」といったという。