目上の方や彼の実家へのおみやげをスマートに渡す
では、その手みやげの渡し方のポイントについてもお伝えしましょう。
まず、目上の方へのごあいさつや、彼の実家を訪問する際のポイントです。手みやげについては、できれば風呂敷に包み持参したいところですが、むずかしい場合は紙袋に入れて持参し、お渡しする際は紙袋から出して両手で渡します。
渡し方は、和室の場合は手みやげは下座(入り口側)に置き、ごあいさつをしてから風呂敷(または紙袋)を広げ品物を取り出します。品物を相手側に向けて両手でお渡しします。洋室の場合は椅子に座る前にお渡しします。
「つまらないものですが……」とは言わない
よく「つまらないものですが……」と言って渡す方がいますが、私個人としては「つまらないもの」と言うより「甘いものがお好きと伺いましたので和菓子をお持ちしました。お口に合えばうれしいです」ときちんとお伝えしたほうが好印象だと思っています。
贈った品物はリストをつくり、いつ誰に何を渡したかわかるようにしておきましょう。次に贈る際に、前回どんな品物を渡したか確認できるので、とても便利です。
【金額別 手みやげリスト23選】
〈~1000円台〉
1 帝国ホテル東京 ガルガンチュワ「クッキーセット」(1200円)
味はもちろん、きれいな箱に入っているので、年代問わず喜ばれます。
2 両口屋是清の「銘菓詰合」(1080円~)
個別包装なので、会社のオフィス等への差し入れにも使え、便利です。創業380年の老舗和菓子屋で、多くの百貨店に出店しています。
3 クラブハリエ「バームクーヘン」(1188円~)
程よい甘さでお子さまも食べやすいです。季節ごとの絵柄の入った限定箱もかわいらしく、ちょっとした手みやげに適しています。
4 赤坂柿山「おかき」
日持ちが長く、好き嫌いが少ないおかきは重宝します。詰め合わせの他、100円台の小さな袋に入ったおかきを数個選んで購入することもできます。見た目が鮮やかで、美容や健康にもよいので女性へのプレゼントに適しています。
5 OSUYAの「飲む酢・デザートビネガー」(小瓶1188円~)
見た目が鮮やかで、美容や健康にもよいので女性へのプレゼントに適しています。