「うん、疲れるわ」と思ったら行かない
手放すべき人間関係についてお話しします。
ぜひ、これをイメージしてみてください。
「その人と会ったときや、その場に行ったときの疲れ度合い」
もし、その人と会って元気になれるのでしたら、手放す必要も、断る必要もありません。でも、なんかドッと疲れるのであれば、それは「手放していいんだよ」というサインです。
私の場合は、それが「人」だったり、「場所」だったりします。
人がたくさん集まる場所や、知らない人がいる場所なんかがそう。
起業したばかりの頃は、お茶会や交流会に足を運んだことがあります。あわよくば、「お客さんになってくれる人がいるんじゃないか」という、つまらない下心も正直ありました(苦笑)。
でも、それは疲れるだけでした。
そもそもイヤイヤ行っているので、人と仲良くなることもできず、当然、お客さまになってくれる人などいるはずもなく、その疲れ度合いはとても大きかったです。
そのあとは、「ここは良さそう」と思ったり、「やっぱり行っておいたほうがいいかな」と思ったりするたび、先にイメージするようにしています。
「うん、疲れるわ」と思ったら行かない。そんなふうに選択することにしたのです。
自分の好き・嫌いを知ることが幸せにつながる
人の場合も同じ。「疲れる」と思ったら、会わない。約束しない。お断りする。
このように自分の基準を持っていると、人に合わせることが徐々に少なくなっていきます。
すると、自分の好みや、苦手な人、苦手な環境がわかってくるようになります。つまり、自分のことをどんどん知ることができるようになるのです。
私たちは、自分のことほどよくわかっていないものなのです。
何が自分にとっての幸せなのか、どんなふうに働いていきたいのか、がわかっていないのです。
それなのに、幸せに生きたい、働きたい、と思っても無理。
だから、自分を知ることがとても大事なのです。自分を知っていれば、私たちは、好きなように生き方も働き方も変えられるし、一からつくっていくこともできます。
そのためにも、自分の好き・嫌いを知っておくことが大切です。
そして、好みでないものは、潔く手放していくことが、とても大切なのです。