もちろん小室圭と相談の上であろう。彼も、日本の週刊誌を含めたメディアの報道のあり方には思うところがあるに違いない。

しかも彼はパラリーガルを経て、近々資格を取得する新進気鋭の弁護士である。

一部報道によると、会見までに母親の元婚約者と会って、解決金を支払うことで、この件に決着をつけるつもりだという。

そうなればメディア側も突っ込みどころがなくなるのではないか。

それ以外にメディア側は、アメリカでどのように暮らすのか、一切の儀式をしない異例の結婚と一時金を辞退した経緯、秋篠宮夫妻に対する思いなどを質問してくるだろうが、答えに窮することはないだろう。

眞子さんと小室圭の最強タッグの反撃が、これから始まるような気がする。

名誉毀損で訴える日が来るかもしれない

結婚後も2人への中傷報道を続けるのなら、名誉毀損きそんで訴えることもあり得る。ヘンリー王子やメーガン妃のようにテレビに出てメディアへの批判をすることも、本を出版するということもあり得るかもしれない。

加地皇嗣職大夫は結婚発表の場で眞子さんの病を公表し、その原因は週刊誌などメディアの「誹謗中傷報道」によるものであるといった。

これは眞子さんから伝えられた言葉だと考えても、的外れではないだろう。

それほど、小室圭の母親・佳代と元婚約者の金銭トラブル報道をきっかけに始まった報道合戦は苛烈を極めた。

小室母子のプライバシー暴露へとエスカレートし、さらにその矛先は秋篠宮夫妻や眞子さんにも向けられた。

皇室はどんなことを書かれても名誉毀損で訴えることはない。有名アイドル並みの知名度がありながら、何を書いても抗議さえしてこない。

これほど週刊誌にとってありがたい存在はないのである。

眞子さんは美智子皇后(当時)のバッシングのことは知らないだろうが、雅子皇太子妃(当時)が適応障害のために十全に公務を務められないとき、心ない批判を続けた週刊誌報道は目にしていたはずである。

それがわが身にも起こった。だが表立って抗議することもできず、一人悶々としていたであろうことは想像に難くない。

文春は穏当な書きぶり、女性セブンは「国民のせい」とチクリ

意を決して公表した「複雑性PTSD」でさえも、病気だから報道を控えろというのか、言論弾圧ではないかと反撃してくる始末である。

「複雑性PTSD」公表直後の週刊文春(10月14日号)は、精神科医の秋山剛NTT東日本関東病院品質保証室長がなぜ眞子さんの診断にあたったのか、「宮内庁には医務主管を筆頭に、皇族の方々の体調管理にあたる医師らがいる」のにという疑問を呈し、雅子妃の適応障害の主治医である大野裕との関係ではないかと推測する(大野医師は紹介していないと否定している)。