「ねぇ、遅くなる日はカレーでいいよ」
あ然とするAさん。そして今日も夫にキレてしまう。
「はぁぁ? この時間からカレーを作れと? そのカレーでいいよ、の『で』って何だよ? どこからか自動でカレーが出てくるのかよ!」
Aさんが憤るように、夫が何げなくつける「で」は妻からかなり評判が悪い。実際、アンケートでも「(そうめんやカレーなど簡単なもの)~でいいよ」は3位にランクイン。
この「で」が余計であり、料理や家事を軽んじられていると感じる妻は、7.9%もいた。
「妊娠中だということもあり、体を動かすこと自体が大変な中、“○○でいいよ”のフレーズを毎日毎日聞いています。夫は気を遣っているつもりなのか、それとも自覚がないのか……イライラしても状況は改善するわけでもないので流していますが、気になります」(40代/静岡県)
「パートで疲れて帰ってきてもすぐに夕食の支度をしなければならないのに、私が“疲れた~”とため息をつくと、夫は“パスタでいいよ”と言われることがよくあります。準備から後片付けまであるのに、とても軽く考えていることが“で”に表れていて、とっても腹立つ!」(40代/千葉県)
この「で」問題はかなり溝が深いようで、アンケートへの具体的な理由の自由記入には「丸投げ感があってイラつく」「苦労をわかっていない」「敬意がない」「下に見られている感じ」「で、なら自分でやれよ!」などの意見が続出。夫側からしてみたら気遣いをしているつもりなのかもしれないが、「は? 気を遣っているつもり?」と一刀両断する記述もあり、妻からのイライラが伝わってきた。
第1位の言葉は夫の「主体性のなさ」に怒り
第2位は、夫婦の会話がそこで終わってしまいかねない、致命的な一言!
「何を言っているかわからない/で、何が言いたいの?」
話をまともに聞こうとしない夫の態度に憤りの声を上げた妻は、全体の8.0%を占めた。