真偽不明なトラブルの内容をFacebookに公開

どのような説明をされても、梅澤氏が勝手に身体を撮影する行為を怖いと思うのは当然のことである。

さらに写真の項目の最後の方で「宣伝の写真として店主の写真を撮るのは当たり前である」と主張しているが、店主の写真はなくともお店や料理の宣伝はできるし、そもそも問題になっているのは、顔を写さない体だけの写真を個人的な目的のために撮影したことなので、認識がズレている。

最後に中傷の件について、はんつ遠藤氏は「内装業者に梅澤さん側が工事代金を支払っていない」という情報があったと主張している。

事の真偽は不明だが、問題はこれをはんつ遠藤氏がFacebookで公開したことである。

はんつ遠藤氏は「Facebookの友達限定で公開した」と、あくまでも身内だけで公開したかのように主張するが、はんつ遠藤氏にはFacebookの友達が3000人いるそうなので、ほとんど公開のようなものである。

SNSを操作
写真=iStock.com/gorodenkoff
※写真はイメージです

しかもはんつ遠藤氏の仕事がフードジャーナリストであることを考えれば、その友達3000人は梅澤氏にとっても現在、または将来的に取引相手となる人物が多く含まれていることは確実である。

そう考えれば、Facebookの友達限定とはいえ、はんつ遠藤氏による真偽不明なトラブルの公開を中傷であると梅澤氏が認識するのも当然であると言える。

このように、僕から見れば、はんつ遠藤氏の反論は、梅澤氏の主張を補強するものでしかなかったのである。

「おじさん構文」と揶揄し、ネタとして消費

さて、ここからが重要である。

ネットユーザーはこの問題をどう捉えたのだろうか。

まず、はんつ遠藤氏の名前が出る前、まだセクハラをしたのが「ラーメン評論家」としか分かっていなかった頃。ネット上は「ラーメン評論家大喜利」状態になっていた。

梅澤氏がラーメン評論家を批判した尻馬に乗り「ラーメン評論家というのはこんなに気持ち悪い連中だ」と喜んでネタにしていた。

では、はんつ遠藤氏が名乗り出て、ブログが公開されてからはどうだったのか。

多くのネットユーザーはこれもネタにした。はんつ遠藤氏の文章は「おじさん構文」と揶揄され、おじさんの書く文章はこんなにも気持ち悪いと、ネタとして消費されたのである。

この流れは一見、はんつ遠藤氏はネットユーザーからも一方的に批判され続けており、梅澤氏の主張は受け入れられているように思える。

しかし本当にそうだろうか?