子どもにはどんな名前をつければいいのか。2ちゃんねる創設者のひろゆきさんは「親自身の思い入れや、雰囲気がかわいい、特別感を出したい……といった理由で、変わった名前をつけてしまうと、子どもの将来を台無しにする恐れがある。親になる人たちはもっとよく考えてほしい」という――。
※本稿は、ひろゆき『僕が親ならこう育てるね』(扶桑社)の一部を再編集したものです。
就職活動でも不利になる
子どもが産まれて、最初に親が悩むのが名前決めです。そこで、キラキラネームなるものをつける親がいますが、僕は親がやってはいけない代表格だと思っています。
キラキラネームをつけられた子どもは、将来的にデメリットやハンデを背負う可能性が高くなります。名前は、他人から呼ばれるためにつけるものです。その名前が読めない時点でハンデです。
いじめリスクを高めてしまうことももちろんですが、社会人になるとき、就職活動で不利になることもあるようなのです。
企業の人事担当者は、その経験からキラキラネームの人の親の中に、変な人がいる可能性が潜んでいることを知っています。コロナ禍以前は就職説明会に親が来るパターンもあれば、職場に親が乗り込んでくるなど、いわゆるモンスターペアレントの存在が言われたこともありました。
雇用する側からすれば、リスクでしかありません。リスクはなるべく減らしたいと考えるのが普通です。なら、同じ能力を持った就職希望者がいた場合、キラキラネームではなく、一般的な名前の人のほうを選ぶことになりますよね。