キラキラネームのデメリットを想像できない親は頭が悪い
もちろん、5か国語を話せたりプログラミングができたり、弁護士資格を持っているなど、高度なスキルを身につけていれば、話は別です。キラキラネームとは無関係になれるわけですが、このスキルは相当の努力をしないと得られません。
また、キラキラネームをつけても生きていける子どもに育てられるのであれば、問題ありません。
例えば、芸能人の子ども。奇抜な名前でも、将来的に芸能人として生きていける可能性は高いので、むしろキラキラネームが相手にインパクトを与えます。さらに芸能人でなくても、資産家で子どもが一生働かなくても生きていけるお金を親が残せたり、子どもがズバ抜けて容姿端麗だったりすれば、キラキラネームが背負うハンデを危惧する必要はないわけです。
しかし、多くの人はそうはいきません。そう考えると、親がキラキラネームをつけた時点で、その努力やハンデを子どもに強いるのはあまりに厳しい。このデメリットを想像できない親は頭が悪いと言えるでしょう。
最近の研究結果では、IQの4割は遺伝することが判明しています。全員とは言いませんが、キラキラネームの人は頭が悪い可能性を孕んでいるとも言えてしまうわけです。
他人が読めない名前をつけても名前として意味がない
名前をつける際、読めることが前提の普通の名前にするほうがいいと考えますし、名前の候補で悩んだら周りの人に読めるかどうかを確認したほうがいいでしょう。
加えるなら、その読み方がほかの言語で変な意味を持たないかどうかまで確認します。これからはグローバル化の時代ですから、他国で働いた際に自分の名前の読みが、その国の言葉で忌み嫌われる言葉だとなかなかしんどいと思うのです。
冒頭でも述べましたが、名前は、他人が読むためにつけるものです。
読めない漢字で名前にすることは名前のつけ方として間違っていますが、バカな親だと親自身の思い入れや、雰囲気がかわいい、特別感を出したい……といった理由で、子どもに変わった名前をつけてしまう。子どもの将来を、もっとよく考えてほしいものです。