「謝るクセ」のある人は、大切にされなくなる

自分が悪いことをしたわけではないにもかかわらず、すぐ「すいません、すいません」とペコペコ謝っていませんか。低姿勢でいること自体が悪いわけではありませんが、これは相手からなめられる原因になってしまいます。あなた自身を大事にするためにも、すぐに謝る口癖はなくしたほうがいいんです。

もちろん、明らかにあなたに非がある場合は素直に謝罪すべきだと思います。自分の非を認めることなく、自分を正当化していたら人間関係を悪化させてしまいます。

ですが、たとえばパートナーから親切にしてもらっただけなのに、条件反射で「ごめんなさい」と言うのが口癖になっている人は、だんだんと相手から尊敬されなくなってしまいます。

お辞儀をしている人
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親切にされたら「ありがとう」と言えばいい

あなたも自分に対していつも「ごめんなさい」とペコペコと謝っている人がいたら、どうしても心のどこかで下に見てしまうのではないでしょうか。

また、「ごめんなさい」と言われると、相手からすると親切心でやったことなのに「余計なことをしてしまったのかな……」と誤解させてしまう可能性もあります。

だから、非がないのに謝るってあなたにも相手にも損なことが多いんです。それってもったいないですよね。

もしも相手から親切にされたら、迷惑をかけてしまってすみませんと言うよりも、「ありがとう」と感謝を伝えてみましょう。

相手がわざわざあなたのために時間や労力を使って親切にしてくれたんだから、素直にありがとうと伝えるほうがお互い嬉しい気持ちになれますよね。

「自分なんかのためにすいません」とわざわざ自分の価値を下げるような言い方をする必要はありません。相手はあなたに親切にしたいからしてくれた、それってあなたには親切にされるだけの価値があるってことなんです。もっと自分に自信を持って、心からの感謝を伝えましょう。