5分前に予約サイトに入ってみたら……

このまま、ワクチンを打つのは後回しになってしまうのか。そうした思いが募っていく日々。東京の1日の感染者数も増える一方。そうした中の8月2日月曜日、大規模接種会場の予約受付が18時から開始との報があった。

「おそらく今回もダメだろう」との思いが強かったが、何もしないよりはましだと思い、予約に挑んだ。いつもは18時になる直前に入っていたのだが、同じことをしていてもダメだと感じ、5分前に入ってみたのだ。

カフェでスマートフォンを持つ手のクローズアップ
写真=iStock.com/anyaberkut
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すると、いつものように「混雑しています。画面をそのままにしてお待ちください。しばらくすると画面が切り替わります」との表示が現れた。あぁ。またダメか。どうせまた、しばらくしたら、画面が切り替わっても、「受付は終了しました」の文字が出るに違いないと早くも落胆。

しかし、18時を3分ほど過ぎた時であったろうか。画面が切り替わったかと思うと、予約受付の画面が現れたのだ。これは! と思い、急いで予約を試みた。そして、冒頭に記したように、8月7日に予約できたのだ。

いつもと違うやり方が勝因

これまで失敗続きだった接種予約が、なぜ今回は可能だったのか。

これはあくまで私の推測ではあるのだが、予約開始時間の18時の5分ほど前に、予約サイトに入ったことだと思う。もしこれが、18時ちょうどに入っていたら、いつもと同じ結末をたどった可能性が高い。

あとは、スマホで予約したことも功を奏したかもしれない。パソコンで予約を試みることも多かったが、そうするとどうしても文字入力の速度が下がったように思う。スマホのほうが素早く文字入力できた。

当日はたまたま予約の受付枠が拡大されたため、予約できたのかもしれないが、18時の数分前にサイトに入ったことが大きな勝因だったと感じる。これが裏技と呼べるかどうかは分からないが、いつもとは違う手法で予約できたことが事実だ。ネットで「ワクチン 予約 裏技」で検索してもなかなかヒットしなかったので、この小稿が少しでも読者のお役に立てたなら幸いである。