妻に「別れてほしい」と言わせる卑劣な策略
なかには、不倫相手との再婚を夢見て、あえて自分の不倫を露呈させる卑劣なケースもある。不倫の証拠に気づいた妻が失望し、妻のほうから「別れてほしい」と言い出すのを待って、それに応じる形でスムーズに離婚をしようという策略だ。
気をつけたいのは、「不倫を隠そうとしない夫」は、妻のことを軽視している一面があるという点。自分が何をしても妻をコントロール下に置くことができている、と過信しているからこそ、不倫をしても開き直っていられるのだろう。
そんな夫を持った妻が考えるべきは、「そういう夫だとしても、取り戻したいのか? それとも、手放す時がきたのか?」という質問と向き合うことだろう。「愛情」「お金」「プライド」といったさまざまな観点から、自分のこれからの結婚生活を考えてみる必要がある。
大切なのは、自分の幸せな将来を思い描いた時、隣にいてほしいのは誰なのか。それを決めるのは、自分自身しかいない。