仕事の効率を上げるにはどうすればいいか。コンサルタントの上岡正明さんは、「コツコツ頑張ることが成果につながる時代はとっくに終わってしまっている。インプットよりアウトプットを優先したほうがいい」とアドバイスする――。

※本稿は、上岡正明『自分のやりたいことを全部最速でかなえるメソッド 高速仕事術』(アスコム)の一部を再編集したものです。

ノートパソコンにタイピングする手元
写真=iStock.com/littlehenrabi
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仕事は「インプット×アウトプット×改善」の繰り返し

高速仕事術は、インプット(情報収集)とアウトプット(行動)と改善の3タームを、時間差なく同時サイクルで仕事を進めていく働き方です。

こう書くと、よくわからないと思考が止まってしまう人がいますが、何も難しいことはありません。あなたも仕事をする際、必ずインプットとアウトプットと改善を繰り返しているはずです。

例えば、1週間後までに新商品の企画書を作る仕事があったとしましょう。企画書を作るのは、あなたはこれが初めてです。そのときあなたはまず何をするでしょうか? 企画書の前例をチェックしたり、わかりやすい企画書の作り方を本で学んだりと、「インプット」することでしょう。その後、実際に企画書を書くという「アウトプット」をして、上司からの意見を聞いたりしながら、「改善」を重ねていくことになります。

簡単な例を出しましたが、あらゆる仕事は「インプットとアウトプットと改善」をサイクルさせることで前に進んでいくのです。つまり、仕事を高速化させるということは、この三つのタームをできる限り速く、できれば同時に回していくことを意味しています。

仕事が遅いタイプの人にありがちなのは、インプットに必要以上の時間をとってしまうことです。企画書を書くノウハウを調べ出したら、さまざまな人がそれぞれの切り口でノウハウを解説しています。選択肢が増えていくと、どれが自分に適した方法なのか迷いが生じ、結果としてアウトプットにも時間がかかってしまいます。

また、仕事が遅い人は、完璧主義者であることが多く、1回目のアウトプットで100点の出来を目指してしまいます。だから、遅くなっているのです。