「息をしている」のか? 「生きている」のか?
もちろんすべての人が順風満帆ではないかもしれませんが、自身の天才性と、それを活かせる方向性・場所を見つけた人は、その後も毎日を納得して過ごしています。
実は私自身もその1人です。勇気のなかった私は15歳から社会のレールに合わせて生き、30歳になってようやく修行を終えて職場を離れ、自分の道を歩み続けました。それ以降、多くの失敗・挫折を経験しました。いまだに成功したとはとてもいえません。
ただ1ついえることは、自分が真に「生きている」と実感しているということです。
青臭い言い方ではまさに青春のまっただ中にいます。本心・本音で率直・素直に感謝・感動しながら、まるで10歳の子どものように、毎日、泣き笑いしながら生きています。単に「息をしている」のでなく、「生きている」と感じられるのはそれ自体が幸福なことなのかもしれません。
繰り返しになりますが、私たち兄弟がこの10年間の数千人との対話を通して気づいたことは世の中には天才がいるのでなく、自分独自の天才性を自ら発掘し、磨き上げ、そしてそれに忠実に生きている人がたくさんおり、それが「最高の人生」につながっている、ということです。
*ジーニアスファインダーは、ブルー・マーリン・パートナーズの登録商標です。