会社勤めに飽きてしまった

周囲の人の助けと住みやすい環境も相まって、忙しい日々を駆け抜けることができた郷田さん。4人目の子どもの妊娠を機に起業を決意するわけですが、その時の心境はどんなものだったのでしょう?

「ちょうど上の子が小学校に入るタイミングでもあったので、何かあった時に家と職場が離れていると、ちょっと不安だなという思いがありました。それと、10年弱同じ会社にいたので環境も変えたいなと感じて。起業はそのオマケぐらいの感覚です」

もともと女性の働き方やキャリア形成には関心があったと言う郷田さん。ちょうど女性活躍が注目され出した時期で、さまざまな条件が重なり、起業後も順調にビジネスを成長させることができたのです。

*宝島社の月刊誌『田舎暮らしの本』2月号、「2020年版 第8回 住みたい田舎ベストランキング」

(文=山脇 麻生)
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