日本のコンテンツ産業、売り上げ12兆円じゃ納得いかない
米国コンテンツ企業の雄、ディズニーの売上高は約7兆4400億円(2019年9月期)。一社だけで上げた数字だ。対して日本は国全体で12兆円を超えるくらい。「文化GDP」の柱となるマンガやアニメやゲーム、映画、音楽など、様々なコンテンツ企業の売上総額は、このところ12兆円でほぼ横ばいだという。
12兆円という数字に著者は納得がいかない。なぜなら世界のコンテンツ市場において、日本は供給者としての優位性を長く保っている。マンガとアニメは最強のコンテンツであり、とくに〈マンガだけは、おそらく将来にわたって、外国に負けることはない産業である〉からだ。
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