スケールメリットで経済を図る時代は終わる

スケールメリットや人口の増加で「経済の体力」を測る時代はそろそろ終焉を迎えるでしょう。世界の人口はもはや飽和状態であり、今後は、技術革新のスピードを強め、独自の付加価値を持つ国が国力を高めています。日本は自信を失っている人があまりにも多く、自己肯定が苦手な国民性ですが、なんとなく周りの意見に同調し、ただ悲観するのは終わりにしましょう。「失われた20年」の過去を嘆くなど、後ろ向きの議論は何の意味もなく、非生産的な行為なのは誰もが分かっていることです。

若く、自信のある若いビジネスウーマンが、屋上から東京を見渡す
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現状を把握した上で、ミライに向けて「どういったアクション」をしていくかを皆で考えることが重要だと考えます。日本人はやると決めたら国を挙げてキャッチアップする能力が高いです。日本の潜在能力をいかに伸ばしていくかを共に考える必要があります。

世界の人口は調整局面に入っており、消費を行う生産人口は減少傾向にあります。このトレンドはグローバルに展開している企業にとっては不利になるでしょう。一方、これからシェアを取りにいく、伸びしろのあるスタートアップ企業にとっては有利な可能性があります。ここから先は、技術をアップデートし、世の中を刷新できる企業の存在感が増します。