コロナ時代のリーダーがやるべき2つのこと

未知の恐怖と戦うリスクと共存しながら、新たな社会の形、新たな経済活動の形を作り出すことが求められているリーダーたちに必要な努力は2つである。ひとつは、きめ細かくやっていることを可視化すること。疑心暗鬼の人々を相手にするのが前提であるから、信頼を得るためには透明性を担保しなくてはいけない。ふたつ、国民に何らかの行動を要請したら必ず結果をフィードバックすること。これは国民が成功体験を得るために不可欠である。成功体験は心を軽くする。

この2つを普段よりも短いサイクルで積極的に行う。これは、効力感のマネジメントと同義だ。実行することで少なくとも「現状よりもマシ」な状態がやってくるだろう。同時に社会も危機対応時の試行錯誤を許す寛容性を持つことが必要であることは言うまでもない。

【関連記事】
「遅すぎる緊急事態宣言…」一番恐ろしいのはコロナじゃなくて安倍晋三
『危機下ではとても任せられない…』安倍晋三、退任カウントダウン始まる
コロナ危機で総理への道が見えた小池百合子、「無能確定」の安倍晋三
なぜ、世界一規律正しい日本人が「外出自粛」を守れないのか
日本の安倍政権だけが「コロナ危機で支持率低下」という残念さ