酒井忠次(ただつぐ)・本多忠勝(ただかつ)・榊原康政(やすまさ)・井伊直政(なおまさ)を「家康四天王」という。このうち徳川家康より15も年長で、関ヶ原の戦いの4年前に他界した酒井忠次を除いた3人をとくに「家康の三傑」と呼ぶ。この3人ないし4人は「家康の16将」のトップにも名を連ねている。

「三傑」のうち、本多忠勝と榊原康政は同い歳で、家康より6歳若く、井伊直政だけが家康より19歳も若かった。