家計簿を続けられない6つの理由
私は家計簿を続けられない問題の最大の理由は「誤解」だと思います。みなさんの家計簿のイメージといえば、次のようなものではないでしょうか。
◎記帳が面倒
◎時間がとれない
◎計算したくない
◎端数合わせが大変
◎使途不明金がいやだ
◎反省しなくちゃいけない
おおむね「苦しい」「辛い」といったキーワードに集約されるイメージです。
ところがこれらすべて「スマホ」を使えば解消されるとしたらどうでしょうか。実はこういうマイナスイメージは本来の家計簿の目的ではないからです。
「自動記帳で楽」「自動集計で楽」スマホの家計簿を使わない手はない
家計簿のマイナスイメージである「面倒」の理由は紙の家計簿を想定しているから起こる現象です。スマホとフィンテックを活用することにより、家計簿はこんなにラクになります。
1 家計簿アプリを使えば記帳は自動化できる
オンラインバンキングを連携し、銀行口座、クレジットカードや電子マネー、楽天やAmazonなどのECサイトのアカウントをひも付けると、それらの購買履歴や入出金履歴を自動的に記帳できるようになります。使ってみるととても便利です。
そもそも銀行口座から自動引き落としされている水道代、クレジットカードから引き落とされたスマホの料金を「手入力」すること自体が面倒で非効率です。そういうことは自動化させればいいわけです。
現金で払った場合もレシートをカメラ撮影して半自動化した入力が可能になっています。1000万画素のカメラは自撮りではなくレシート撮影のためにあるのです。
2 集計と分析は自動化できる
スマホアプリですから、集計は完全に自動化されます。「日別」「週別」「月別」「費目別」「前月との比較」などなど、計算を電卓で叩くのは完全に不毛な行為です。そんなことは機械にすべてやらせてしまえばいいのです。
スマホアプリなら自動集計したうえで、グラフ化も自動で行ってくれます。スマホのCPUの演算速度を考えればまったくたいしたことではないのですが、私たちにとってはこれくらい便利なことはありません。
これだけでも「紙の家計簿」は捨てて「スマホの家計簿」に切り替える価値があります。