SNS上で家計簿を公開することが密かなブームとなっている。お金を貯めたくても貯められない人は、人から監視されることが一番の近道のようだ。「プレジデント」(2020年1月17日号)の特集「日本人の給料、貯金、家、年金」より、記事の一部をお届けします――。

家計簿は人間ドックのようなもの

なぜ家計簿を公開するだけでお金が貯まるのか。家計簿をつけることは、ひとことで言うと人間ドックなんです。収支を洗いざらい出すと、家計の状態がわかる。そうすればどこが問題なのか整理でき、しっかりと貯金できるわけです。FP(ファイナンシャルプランナー)の観点から考えても、家計の再構築は家計簿をつけないことには始まりません。

YouTubeチャンネルで毎月家計簿を公開しているくらまさん。

ですが、家計簿を続けるのが苦手な人も少なくありません。そこで家計簿を公開することが継続のコツとなるでしょう。そもそも1人で黙々とできる人は少数派です。大半は途中で「ああ、もういいや」と怠けてしまうものです。家計簿を公開することは他人に節約の意思を公言することになる。「自分は貯金しますと宣言したのにできていない」という緊張感が生まれ、半強制的な環境を構築できます。

「プレジデント」(2020年1月17日号)の特集「日本人の給料、貯金、家、年金」では、本稿のほか、経営トップ35人による2020年の経済予測、人気FP三銃士によるお財布公開など、お金の不安が晴れるヒントが盛りだくさん。年末年始に、自分のお金について考えるきっかけとしていただけましたら幸いです。ぜひお手にとってご覧ください。