見た目とビジネスパーソンとしての評価は密接にかかわっている。歯学博士の井上裕之氏は「歯は人の見た目に大きな影響を与える。適切にメンテナンスをし、整った口元を維持することは、ビジネスパーソンにとって重要だ」と説く――。

※本稿は、井上裕之『「歯」を整えるだけで人生は変わる』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。

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第一印象が仕事の良し悪しを左右する

白く整った美しい口元は、あなたの見た目をよりよい印象にし、健康な体をもたらし、ひいては自己管理能力を高めてくれます。これは老若男女すべての人に共通して言えることではありますが、特にビジネスパーソンにとって、歯の適切なメンテナンスは必要不可欠なものだと私は考えています。なぜならば、ビジネスシーンにおいては“見た目”が非常に重要だからです。

不特定多数の人と会うビジネスの現場では、第一印象が仕事の良し悪しを左右すると言っても過言ではありません。そもそも美男美女のほうが生涯収入が高いというデータがアメリカで発表されているほど、実は見た目とビジネスパーソンとしての評価は密接にかかわっています。

生まれ持った顔の造作が生涯年収にかかわってくるとは、何とも不公平な話ではあります。残念なことに顔のつくりそのものを変えるのは、困難です。また、ひとくくりに“美しい顔”と言っても、人によって好みは千差万別なので、正解がわかりづらいという性質も持っています。