同じ名字の芸能人を使う

「部下の結婚式でスピーチする」場面を想定してみたいと思います。まず、事前に、新郎新婦の周囲にヒアリングし、輝いていたエピソードを仕入れておきましょう。素人はエピソードの内容でウケようとしないほうがいいと思います。ただ、エピソードの前後に「おもしろ」を肉付けしていくのはアリです。

放送作家　田中 イデア氏
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「新郎の○○くんが所属する営業部の部長を務めている○○と申します。ご両家の皆様、本日はおめでとうございます」。出だしの挨拶は、こうした定番でいいと思います。新郎新婦や両家の両親は起立しているでしょうから、「どうぞ、皆さんお座りください」と着席を勧めます。

ここで「でも部下の○○君だけは立っていてください」と冗談を1つ。自分は上司という挨拶がフリになってオチがつきます。「冗談です、お座りください」とフォローして進みましょう。

「本日はお日柄もよく～」。これも定型文で構いませんが、褒めエピソードに入る前に少しぶっちゃけましょう。