「20代男女」と「40代女性」が牽引する転職市場

マイナビは2019年4月、国内転職動向に関する調査結果を発表した。調査によると、全体の「転職率」は18年が5.3%、17年が4.2%、16年が3.7%と年々増加していることがわかった(「転職率」は国勢調査における正規雇用者の構成比に合わせて行ったモニター調査をもとに算出)。

転職率が年々上昇する理由について、マイナビリサーチ&マーケティング部の岩下隼人氏は「売り手市場で人材獲得競争が過熱するなかで、企業の採用条件を緩和する動きが要因の1つになっている」と説明する。

(図版作成=大橋昭一)
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