営業コンサルタントとして、さまざまな会社の業務習慣を見てきたが、正直、営業に役立つと思えるシステムにはほとんど出合ったことがない。その代表が営業日報である。

営業日報を書くのに1時間かけようが2時間かけようが、もし、その労力を上回る成果が得られるなら、営業マンにとって時間をかける意味がある。しかし、アンケートの結果を見てもわかるように、営業マンが書いた日報にきちんとリアクションをしている上司自体が非常に少なく、日報の活用度が低い様子がうかがえる。