世界最高峰の大学生たちは、どのように進路を決めているのか。ある年度のハーバード大学では、卒業後そのまま就職した学生は66%に過ぎず、10%は進路未定だった。なぜそうなるのか。ハーバード大学を首席卒業したバイオリニスト・廣津留すみれさんは「最近のハーバード卒業生は、自分の目標を達成するためにフレキシブルに対応できる生き方を選んでいる」と分析する――。
※本稿は、廣津留すみれ『ハーバード・ジュリアードを首席卒業した私の「超・独学術」』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。
今のハーバード生はキャリアの“自由度”を重視
ハーバード生の「卒業後の進路」と聞いて読者のみなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。コンサルや金融業界でバリバリ稼いだり、弁護士としてドラマ『スーツ』のように大きな訴訟を次々と解決したりして、組織でのし上がっていき、社会の最前線に立ち、世界のビジネスシーンを引っ張っていく人達になっていく、いうところでしょうか。
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