2006年に転職した人の数は、前年比で6万人増えて346万人と過去最高になった(総務省調べ)。景気回復で、企業が即戦力となる人材を積極的に採用しているからだ。

しかし、培ったキャリアを生かして転職や再就職する際には、注意が必要だ。

まず「競業避止義務」違反。これは退職者に対して、会社側が就業規則や誓約書、合意書、特約などを根拠に、同業他社への転職を一定期間、禁止するというもの。企業の労使問題に詳しい石井妙子弁護士が、次のように解説する。