病気、介護、お金、片付け、空き家、お墓……。「実家」のさまざまな問題を解決するにはどうすればいいのか。「プレジデント」(2017年9月4日号)の特集から処方箋を紹介する。第10回は「墓守リスク」について――。
最も避けるべきは、寺との連絡を怠ること
先祖の墓を継ぐ「墓守」。いざ自分がその責を担うことになったとき、どんなリスクが待ち受けるのか。
エンディングコンサルタントの佐々木悦子さんは「そもそも墓守は、民法上、祭祀承継者と呼ばれ、原則、1人と決まっています」という。一般的には、長男が引き継ぐ。親が墓守で自分が長男なら、墓守になるのが自然だ。
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