各ジャンルで「学歴」はどんな影響を及ぼしているのか。今回、それぞれのジャンルで強い大学を徹底調査した。第3回は「人気企業就職」について――。

※本稿は、「プレジデント」(2018年10月1日号)の特集「高校・大学 実力激変マップ」の掲載記事を再編集したものです。

なぜ早慶が選ばれるのか

早稲田大と慶應義塾大の2強が、圧倒的に強い――。大学生に人気が高い主要企業の就職者(2018年)の出身大学ランキングを見た率直な感想だ。業種別に見ると、メーカーの一部は旧帝大の国立大学を多く採用しているが、商社や金融、サービス、情報などは有名私大が上位を占め、早慶で1、2位を独占していることが多い。なぜか。

時事通信フォト=写真

「最も頭脳明晰な学生がいるのは東京大です。でも、東大生で特に優秀な層は、国家公務員になるか大学院に進むか。残りが一般企業に入ります。そうなると1学年の人数が多い私大、とりわけブランド力のある早慶がたくさん採用される結果になります」と、雇用ジャーナリストの海老原嗣生氏。