ネットで頻繁に金融取引をするためか、パスワード管理についても高年収層と低年収層とでは意識の違いが見られる(図9)。

「最近、古いパスワードから連鎖して、すべてのパスワードを解読されるような事件がいくつか起きており、特に若手高年収層の間で警戒感が強いですね。それで、パスワードを定期的に変更したり、パスワードをデジタルやアプリを活用して管理したりという行動に出ているのだと思います。絶対外に出してはまずい情報なども、ネットを介してやりとりしていたりしますからね。高年収層にとって守るべきものは、お金だけではありません。情報流出による信用低下が最も怖いのです」

調査方法●編集部とマクロミルで実施。個人年収500万円未満250人、個人年収1500万円以上250人から回答を得た。調査日は2017年5月24~26日。

吉沢康弘
インクルージョン・ジャパン 取締役
東京大学大学院工学系研究科修了。P&G、Human Value社を経て、ライフネット生命保険の立ち上げに参画。同社を経て、インクルージョン・ジャパンを創業。著書に『これからのエリートだけが知っている仕事の強みの磨き方』などがある。
(撮影=向井 渉)
【関連記事】
収入の低い人ほどメールをすぐに返さない
小学生がハマる「TikTok」の動画リスク
富裕層は「スマホ」と「コーヒー」に目もくれない
銀座クラブママがみた「一流の男」の条件
世帯年収1170万 全部使い果たす残念夫婦