元気に働き続けるために、身体のケアは必要不可欠。サプリ、鍼灸、リラクゼーション……。健康・美容関連の出費はいくらまで許されるか、伝授しましょう!

年収1170万でも、ほとんど貯蓄なし

家計見直しで削減が難しい費用に、健康・美容関連費がある。適正価格や効果を見極めるのが難しいからだ。高額なサプリであっても健康維持に役立っていると考えれば、ムダとは言い切れない。

トレーニング費は浪費か、投資か。その判断基準は?(Amanaimages=写真)

結婚4年目の田淵家は健康・美容代にお金を惜しみなく使う。夫婦ともにスラリとした体形は、人一倍、健康や美容に気を配ってきた成果と言えそうだが、その出費は相当な額に上る。世帯年収が1170万円あるにもかかわらず、貯蓄は250万円。うち180万円は夫が独身時代に財形貯蓄で貯めたもの。家計再生コンサルタントの横山光昭さんはこう指摘する。