職安が「会社都合による退職」と認める基準とは
AIの発展が進むなかで、高給取りの銀行員が大量にリストラされれば、雇用保険財政が破綻するのではないかと不安を持つ方も多いだろう。
だが、当面破綻の心配はないだろう。雇用保険は空前の財政黒字なのだ。1度は破綻寸前まで陥った雇用保険財政も2003年以降、度重なる給付抑制によって収支状況は劇的に改善。積立金は4兆円を超えていたが、07年には受給に必要な加入期間を6カ月から12カ月(自己都合退職)と倍増させて実質給付抑制を図った。結果、受給者数は減少し、15年には積立金が6兆4000億円を超えた。
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(構成=大山弘子)