想定客が英語圏か中国語圏かで民泊サイトを選ぶ
民泊新法では1泊2日から部屋を貸せることになりましたが、年間180日(泊)までという上限が設けられました。稼働率でいうと最大約50%。この条件で最大の収益を上げるには、物件を2軒持ち、それぞれを180日ずつ民泊に貸し出し、空いている時期は自分で住む、というやり方が考えられます。一泊5000円で月に20泊の稼動と想定すると、管理業者への支払いなどを差し引いても月5万円ほどの収益になります。
仲介サイトの選び方についても注意が必要です。サイトの発祥地によって、おおむね英語系と中国語系に分かれます。言語が違うということは、客層も違うということです(図参照)。いろいろなサイトに掲載するより、ターゲットを絞って特定のサイトに掲載したほうがいいでしょう。
川畑重盛(かわばた・しげもり)
一般社団法人民泊×マンスリー協会代表理事
ウィークリー・マンスリーマンション3500室などの運営経験を活かし、現在、Airbnbで13室を運営。著書に『ゼロから始める!「民泊ビジネス」の教科書』など。
一般社団法人民泊×マンスリー協会代表理事
ウィークリー・マンスリーマンション3500室などの運営経験を活かし、現在、Airbnbで13室を運営。著書に『ゼロから始める!「民泊ビジネス」の教科書』など。
(構成=生島典子 写真=iStock.com)