宮内庁は“異常”とも思える執念深さで削除させた

『新潮』とは180度違う見方をしている。両誌を読み比べて、圭さんの学力、英語力はかなりなもののようだ。留学は日本から逃げ出すという意図ではなく、以前から決めていて、眞子さんにも話し、同意を得ていたと思われる。

しかし、2人の“恋路”に再び横槍が入るのだ。フォーダム大学がHPに「眞子さんは小室圭のフィアンセ」と書いたことに対して、宮内庁が「小室圭さんは納采の儀を行っていないからフィアンセではない」と強硬に訂正を求めたのである。

大学側はそれに応じて、すぐにフィアンセという言葉を削除した。だが、『文春』(8/2号)によると、それだけではなかったというのである。

フォーダム大はフィアンセの文字は消したが、「小室と眞子は2017年9月に結婚するつもりだと発表した」との文言が残っていたのだ。

「宮内庁としては我慢ならなかったのでしょう。外務省から訓令を発し、在ニューヨーク日本総領事館を通じて、小室さんと眞子さまを関連づける発表文をHPから全面的に削除するよう、同大学にさらなる申し入れをしたそうです」(宮内庁関係者)

“異常”とも思える執念深さである。

「2人の結婚への意志は固い」とメディアの論調も変化

こうした小室さんを巡る騒動を、『ニューヨーク・タイムズ』が7月21日付で、「日本のプリンセスは間もなく結婚するという。しかし、それは一体いつ? そして、彼のことは何と呼べば?」と報じたのである。

「通常、ニューヨークのフォーダム大学法学部は入学生の氏名を公表していない。しかし小室圭は普通の学生ではない。彼は、世界最古の君主制を誇っている日本の天皇陛下の孫、眞子さんの婚約者です」

圭さんを叩く日本のマスコミを批判し、2人の結婚を応援する論調だった。

『文春』で、公務先のブラジルの眞子さんを見た印象を、ブラジル紙『ニッケイ新聞』の大澤航平氏がこう語っている。

「眞子さまはジーッと視線を動かすことなく、イベントをご覧になっていた。その表情がとても印象的でした。小室さんとのご結婚を気に病まれているようなご様子は、私には感じられませんでした」

当人たちが堅く口を閉ざす中、結婚に否定的だったメディアの論調も、2人の結婚への意志は固いと変化してきたようである。