授業料だけでも3年間で2000万円かかる

『新潮』は圭さんに厳しい。まず、この大学はコロンビア大、ニューヨーク大と共に「NYの3大ロースクール」と並び称されるほどで、合格率31.7%という狭き門だという。

それに合格したのだから圭さんの実力はなかなかのものだと思う。『新潮』は、アメリカの大学は皇室や王室に対して憧れを抱いているから、自己紹介文に「私はロイヤルファミリーのプリンセスと婚約している」と書いた可能性があるのではと、新聞記者にいわせている。その上、入ってからの勉強が大変なようだ。

「一日のスケジュールは、授業が大体4~6時間。その後遅くまで次回の予習。それが8時間ほどかかるので、合計で12時間以上、机に向かうことになります」(同大学で学んだ吉田大助弁護士)

卒業できれば次は司法試験。吉田弁護士がいうには、合格率は7割程度と比較的やさしいが、外国の留学生だと言葉の問題があり、4割ぐらいに下がるそうである。

『新潮』が問題にするのは留学費用のこと。年間授業料はおよそ5万9500ドル(約660万円)だから3年間で2000万円。奨学金をもらったとしても生活費がかかる。母親の元婚約者と400万円もの金銭トラブルを抱えているのに、大丈夫なのかと老婆心をのぞかせる。

圭さんは弁護士資格を取って、眞子さんと結婚しようと考えているようだが、秋篠宮家の考え方は違うという。

「秋篠宮家にとっては“自然消滅となれば大いに結構”というお立場です。物理的のみならず心理的にも距離が広がり、お二人が別々の道を歩み始めれば御の字、というわけです」(宮内庁関係者)

圭さんの留学には眞子さまの同意があったのか

『文春』は、留学の話は秋篠宮家には寝耳に水だったという。眞子さんが知っていたのかどうかには触れていない。

『文春』によればフォーダム大は、あのトランプ(18歳から2年間だけ)や俳優のデンゼル・ワシントンも通っていたそうだ。『文春』も学費や生活費を含めると3年間で2900万円ぐらいかかると計算するが、それを助けるのは、圭さんが勤める奥野法律事務所の奥野善彦氏(82)だという。

奥野氏は圭さんのことをすごく買っていて、「学費については、小室君が優秀で大学からの奨学金で免除されたそうですから、私たちの方は、生活費だけ支援しようと思っています」(奥野氏)。

資格を取った後は、この事務所に戻ってくると圭さんはいっているようである。奥野氏以外にもICU時代に留学したときに知り合った米国在住の先輩がいるそうで、彼の相談にのっている。

また奥野氏は、「結婚は学生でもできます。一時帰国するのか、その辺はお二人で十分に語り合って決断されたのではないかと思います」と、眞子さんの同意があったとほのめかす。宮内庁関係者もこう語っている。

「眞子さまも、最初は驚かれたはずです。でも留学が決まった後も、ご結婚に対して強い意志は変わらず、秋篠宮夫妻も、眞子さまの立場を尊重されるお考えに変わりはないと見られます」