授業料の全額免除をもくろんでいたという“邪推”は見当違い

そこに小室圭の母親の金銭トラブルを最初に報じた『週刊女性』(8/7号、以下『女性』)が、「恋人小室圭さん(26)の『3年間アメリカ留学』は『結婚』への“既定路線”だった!」という特集を組んだのである。

冒頭、2人の実情を知る宮内庁関係者はこう語る。

「再来年以降に結婚延期になったものの、現在もおふたりのご結婚の予定は何ら変わっておりません。今回、突然発表された小室さんの3年間にわたるアメリカ留学でさえ、“既定路線”だったようなのです……」

『女性』は、フォーダム大学に提出した自己PR文書に、圭さんが「眞子さんの婚約者」と書いた可能性は否定しない。

だが、ロースクールの「LDコース」に入学するには、まず「LSAT」という適性試験を受けて一定のスコアを取らなければならない。さらに圭さんは、奨学金取得のために必要な申請書と先の自己PR文書を提出しなければならないが、その期限は今年の2月1日だったというのである。

宮内庁が2人の結婚延期を発表したのは2月6日だから、圭さんはその前に留学するための手続きをすべて終えていたということになる。

それに3月4日には納采の儀で「婚約者」になることが予定されていたのである。自己PRに、圭さんが「婚約者」と書いたとしても、批判されることではあるまい。皇室の人間と婚約関係があると書くことで、授業料の全額免除をもくろんでいたなどと“邪推”するのは見当違いであろう。

今年11月に帝国ホテルで結婚式を挙げる予定だった

こうしたことから見えてくるのは、この計画に対して眞子さんの同意、了解があったのは間違いないということである。

金銭トラブルが発覚してからも、圭さんは秋篠宮家を何度か訪れて、眞子さんと会っている。会えないときには、スマホを使ってLINEでやり取りすることもできる。

宮内庁関係者はこう話している。

「昨年から準備していなければ、適性試験や提出書類の準備が間に合わないと思われるので、小室さんが今夏から留学することは最初から“既定路線”だったのでしょう。延期がなければ留学中に一時帰国をして、今年11月に帝国ホテルで結婚式を挙げる予定だったのだと思います。その際には、1億数千万円にのぼる一時金を持参し、国際弁護士を目指しながら眞子さまと一緒に米国で生活することも考えていたのでしょうね。現段階でも“結婚”する予定は変わらず、2年後に小室さんが一時帰国して式を挙げるのだと考えられます」

それを裏付ける皇室担当記者がいる。

「確かに、昨年5月の婚約内定報道の直後には、“国際弁護士を目指している”“お二人はアメリカでの生活を予定している”などの話が囁かれていました。当初から留学も予定していたから、漏れ伝わっていた話なのでしょう」

圭さんの留学と2人で暮らすアメリカでの新生活については、当初から2人で話し合っていたのだろう。