これで結婚は発展的解消だと週刊誌は書き散らしたが……

さらに週刊誌は、宮内庁関係者、秋篠宮家関係者という発言者不明のコメントを多用して、秋篠宮家も美智子皇后も小室家側に不信感を持っている、別れさせたほうがいいと考えているなどとも報じた。

大方のメディア関係者や私の周囲の人間も、婚約解消は間違いない、小室家の対応がよくないと、非は圭さん側にあると考えるようになっていった。“冷たい世間”が形作られていったのである。

そこに、圭さんの突然のニューヨーク留学が報じられたのだ。これで結婚は発展的解消だと、こぞって週刊誌は書き散らしたのだが、果たしてそうだろうか。

圭さん渡米は『女性セブン』(7/2号、以下『セブン』)のスクープであった。『セブン』によると、圭さんは6月10日に母親とともに秋篠宮邸を訪れていたという。そこで秋篠宮夫妻、眞子さんとの「両家会談」が行われた。話し合いは平行線だったようだが、圭さんの身の上に変化が起きているというのである。

「小室さんに海外での仕事を世話するという話が上がっているんです」(宮内庁関係者)

破談ではないが、これからは別々の道を歩むということになるというのである。

ニューヨーク州の大学に3年間通って弁護士資格を取得予定

6月29日の朝日新聞デジタルが「米国で弁護士資格を取得するため、8月ごろから3年間の予定で渡米することが28日、関係者への取材でわかった」と報じた。

「関係者によると、小室さんは今年春、勤務先の法律事務所に渡米の希望を申し出た。すでに米国での通学先は決まっており、現在の事務所に籍を残し、21年に帰国後、再び勤務する予定という」(同)

外国で傷心を癒せということか。それとも、弁護士資格を取って、晴れて眞子さんとの結婚を認めてもらおうという圭さんの覚悟の表れなのだろうか。

その後各紙が、アメリカのニューヨーク州にあるフォーダム大学のロースクールに3年間通って弁護士資格を取得する予定だと報じた。

『週刊文春』(7/12号、以下『文春』)と『週刊新潮』(同、以下『新潮』)がともに巻頭で、この3年間の不在は眞子さんとの婚約を自然消滅させるためではないのか、いや、在学中の2人の結婚はあり得ると、異なった見方の特集を組んだ。