いうまでもなく根性論や精神論ではモノは売れない。大切なのは多面的に現場からの情報を集め、売れない原因を特定することである。原因がわかれば、売るための方法論も見えてくる。ここでは現場が抱える課題ごとに、具体的解決策をご紹介しよう。

モノが壊れたり、カラダの具合が悪くなったとき、私たちは故障の原因や体調不良の原因を調べてからなおそうとする。ところが営業に関しては、売れなくなったり、競合に負けが込んだり、組織力が低下していても、原因がどこにあるのかを客観的に見ようとしない。モノやカラダであればできる原因追求が、なぜ営業ではできないのか。理由は3つある。