お子さんのいる父親に、お勧めしたいのがPTA

実は勉強会も、学習目的から派生して人脈が広がりやすい。数カ月の間、同じ空間で勉学に励んでいると、同じ釜の飯を食べたという同志の感覚が湧いて、同級生として長くつきあえる。そうした勉強会の条件は、ある程度まとまった金額を支払い、ゴールの設定が明確で、本気度が高いこと。少ない金額で1度だけ開催されるようなセミナーは、ハードルが低い分、やはりハイエナの群れになりやすい。

お子さんのいる父親に、お勧めしたいのがPTAだ。近年、保護者の父親が有志で結成する「おやじの会」も増えているので、地元で開催していたらぜひ覗いてほしい。想像もしなかった職業や役職の人が1人の父親として参加していて、新しい世界が広がることうけあいである。

もしダメな会に参加してしまい、続けるかどうか迷ったときは、自分の体調や精神状態をバロメーターにするといい。その会に参加すると妙にぐったりしたり、なんとなく気持ちが荒んだりするのであれば、時間を浪費したり、内容に見合わないお金を搾取されている証拠だ。次回から参加しなければいいが、もし自分の興味あるテーマの会であれば、参加者とはどこかで再会する可能性もある。「仕事が忙しくて」「子供が最近情緒不安定で」「親の介護で」など、角の立たない言い訳をして、跡を濁さずにフェイドアウトするようにしよう。

×:目的が明確でない交流会で参加者同士が牽制しあう
○:趣味の集まり、おやじの会、本気度の高い勉強会などに参加する

金澤悦子(かなざわ・えつこ)
女性限定キャリアの学校「はぴきゃりアカデミー」主宰。著書に『人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣』(実務教育出版)ほか。

 
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(構成=長山清子 写真=iStock.com)