なぜあなたは忙しいのか。それはムダな行動で時間を浪費しているからかもしれない。今回、「プレジデント」では5つのムダについて、5人の識者に解決法を聞いた。第5回は「参加するだけムダ」――。(全5回)

※本稿は「プレジデント」(2018年1月29日号)の特集「24時間の使い方」の掲載記事を再編集したものです。

名刺だけ残っても意味がない

人脈をつくりたい、新しい出会いがほしい。そんなとき「異業種交流会や勉強会に行ってみようか」と考える人も多いだろう。私自身、交流会や勉強会にはできる限り参加する主義だが、どんな会にでも無条件で出席するわけではない。会によっては、「名刺だけは何十枚も集まったけれど、1人も顔を思い出せない」という結果に終わることもあるからだ。

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どんな会が「出るだけムダ」なのかといえば、「そこにいる全員が“何か”を求めている」ような会である。“何か”というのは、「仕事につながる話」や「転職のためのコネ」だ。全員が求めてばかりで与える人がいない集まりは、ハイエナの群れも同然。お互いが牽制しあって、参加した後には疲労感しか残らない。