「住宅ローン 1年目」の人は忘れずに確定申告をすべき

「住宅ローン控除」は、マイホームをローンで購入したり、省エネやバリアフリーなどの改修工事をしたりしたとき、年末のローン残高に応じて税金が一部戻ってくる制度です。

所得が3000万円以下であること、返済期間が10年以上あることなどの要件を満たせば、ローン残高の約1%にあたる税金が還付されます。一度確定申告をすれば、翌年からは年末調整で処理されますので、住宅ローンを組んで1年目の人は忘れずに。

写真=iStock.com/scyther5

最後に「雑損控除」です。

雑損控除とは、自然災害、盗難、横領などで損害を受けたときに、その損失の一部を所得から控除できるもの。空き巣の被害に遭った、生活に必要なものを盗まれた……という人は、確定申告をすると所得控除を受けられます。ただし、詐欺や恐喝による被害は雑損控除の対象となりませんので注意してください。

▼うっかり申告し忘れで最大20%の「無申告加算税」

このように、会社員でも確定申告が必要となることがあります。

特に注意していただきたいのは、これまで確定申告をしてこなかった人が、副業を始めている場合です。売上が多ければ、きちんと損益を計算しましょう。

もし確定申告が必要な人が、申告をしていなかったことが発覚すると、本来納める税金に最大20%の「無申告加算税」が課される可能性があります。うっかり申告し忘れたとしても確信犯的に税金逃れをしたと判断されかねません。

特に税務署が極めて悪質だと判断すると最大プラス40%の加算税となってしまうケースもあります。納税は国民の義務。あとで泣きをみないよう、しっかり申告するようにしましょう。